
生涯健康社会推進機構は、福島県いわき市で開催された「令和7年度第2回いわき市総合防災訓練【地震・津波編】」の開催趣旨に賛同し参加した。当日は、メイン会場の錦中学校にて、“カエル体操”こと「ケロロワット体操」が初披露された。
いわき市主催の防災訓練
11月15日(土)に、いわき市内13地区で開催された「令和7年度第2回いわき市総合防災訓練【地震・津波編】」。

いわき市内田市長とのディスカッションの様子
生涯健康社会推進機構が9月1日(月)に運用開始した「防災健康サポートプログラム」に協力している、いわき市が主催したもので、同訓練のメイン会場である錦中学校では、津波避難訓練・健康防災体操・消防車両等展示が実施された。
講話や「ケロロワット体操」を実施

(左から)ラッキィ池田氏/いわき市内田市長/「ケロロワット体操」キャラクター/順天堂大学大学院・町田教授
錦中学校での防災訓練には、避難所生活での健康二次被害を防ぐ目的で始まった「防災健康サポートプログラム」を監修した順天堂大学大学院・町田修一教授や、コンテンツの1つである「ケロロワット体操」を作詞・振付したラッキィ池田氏も参加。

同会場に集まった216人にむけて、発災時における健康二次被害の予防法に関する講話や、

災害時の避難所生活で起きる「エコノミークラス症候群」などの健康悪化を防ぐ「ケロロワット体操」を一緒に行った。
いわき市内田市長はじめ、参加した人々からは、「こんなに盛り上がった防災訓練は初めて」「自分達ではリーチできない防災健康の意識が向上できた」等の感想があがり、体操を通じた“健康×防災”の意識付けにつながったようだ。
生涯健康社会推進機構について
いわき市での防災訓練に賛同した生涯健康社会推進機構は、日本社会が人生100年時代を迎え、健康寿命の延伸が大きな社会課題となるなか、生涯にわたって心と体の健康を維持するための、幅広い研究活動を産官学連携で推進する法人。そしてその成果を社会実装していくことで、すべての世代が生きいきと、安心して、自分らしく活躍できる、生涯健康社会の実現を目指している。
主な事業は、健康まちづくりフォーラム(官民連携)運営や、アルツ・ロコモ予防検定運営、健康寿命延伸にかかる研究助成、啓発活動などだ。
生涯健康社会推進機構は、今後も全国の防災活動団体や⾃治体と連携し、「防災健康サポートプログラム」の普及と、サポーター認定者を増やしていきたいと考えている。
「ケロロワット体操」の動画は、YouTubeにて視聴可能。いざという時に備え、災害時の避難所生活で起きる健康悪化を防ぐ「ケロロワット体操」に取り組んでみては。
「令和7年度第2回いわき市総合防災訓練【地震・津波編】」詳細:https://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1760410569379/index.html
防災訓練 当日の様子:https://youtu.be/iZHRR9cLNAo
ケロロワット体操 フル動画:https://youtu.be/oLElGU-EBy4
(佐藤ゆり)